木屑リサイクルの理想を追求

施設図弊社では、マテリアルリサイクルによるパーティクルボードの生産において、既存の化石燃料を消費する電力やガスに替えて、バイオマス(木屑)リサイクルによるエネルギー供給施設を大阪・堺工場敷地内に設置し、堺工場内で消費するエネルギーを100%自給自足とする取り組みを開始いたしました。

マテリアルリサイクルとサーマルリサイクルの融合施設

本施設はマテリアル(素材)リサイクルとサーマル(熱)リサイクルの融合施設です。 建設発生木材等を受け入れてマテリアルリサイクルを行い、リサイクルの原料に適さないものは、併設した産業廃棄物焼却炉で燃焼します。そこで得られる熱や蒸気の利用というサーマルリサイクルを行うことで、ムダのない廃棄物の利用が可能となります。また燃料チップも受け入れ、最新の異物除去機によって異物を除去した後、金属検知機により選別し、原料用のチップを獲得します。

融合施設のフロー図

木くずの受け入れ

木屑(建設発生木材、工場残材、パレットなど)の受け入れを行います。尚、下記の木屑は受け入れが困難です。

    【受け入れ困難な木屑】     【受け入れ不可能な木屑】

上記以外の木屑及び燃料チップの受け入れを行っております。
詳細につきましては、個別に相談させていただきますので下記からお問い合わせください。
» お問い合わせフォーム

施設概要

立地条件

場所これまでも木屑チップは全国的にマテリアルリサイクル、バイオマス発電、バイオエタノールなどの施設で利活用されています。ただ近畿圏ではその施設が少なく、堺市に施設を設置できたことにより、関西を中心とする西日本地区のバイオマスリサイクルに大きく貢献でき社会的な意義を感じています。

環境影響評価

本施設建設にあたっては、大阪府環境アセスメント制度に従い長い時間をかけて検討・調査を実施し、環境負荷についての配慮を行っています。また、関係者・住民の皆様にも説明会を開催し、多方面の方々からご理解をいただいております。
下記大阪府の環境アセスメント制度、環境アセスメント情報をご覧頂くと更に詳細がご覧いただけます。

木くずリサイクルの理想を追求

地球環境
エネルギー源を従来の化石燃料(都市ガス)から木質燃料(木屑廃棄物)に転換します。
廃棄物
木屑のマテリアルリサイクルを優先に考え、廃棄物の減量に取り組みます。
製品
「良品廉価」で環境にやさしい商品を提供します。
環境保全対策
廃棄物の減量化、リサイクル、省資源・省エネルギー、新エネルギーの活用等に取り組みを推進します。
社会貢献
資源循環型社会に対応した環境志向型企業として地域社会に貢献いたします。
施設
産業廃棄物焼却施設と木材処理施設(破砕・異物除去)で構成されており、30トン/hの破砕機で木屑を処理、5基の風力振動分別機でパーティクルボードの原料として使用できるものと燃料用に分別します。この処理で燃料用となった木屑は焼却し、発生した蒸気でチップの乾燥と6500KW相当の発電を行い工場の電力を全てまかないます。

持続可能な社会に向けて

本施設によるエネルギー転換(購買電力削減及び都市ガス使用削減)によるCO2削減効果は、平成20年度の実績(施設稼働前との比較)で年間15,000トン-CO2となり、その削減効果を森林の吸収量に例えると関西国際空港7個分の森林面積に相当します。
なお、当社は平成21年5月からグリーン電力証書制度を利用することにより、この削減効果である環境価値を第三者に販売(または譲渡)しております。

区分 種類 単位 年間使用量 排出係数 温室効果ガス排出量
施設稼働前
(H14-16実績平均)
工場 電力(買電) KWh 11,809,008 0.378 4,463,805 kg-CO2/年
ガソリン L 6,954 2.320 16,133
軽油 L 204,134 2.620 534,831
灯油 L 1,278 2.490 3,182
都市ガス 8,990,085 1.960 17,620,567
LPガス 1,936 3.000 5,808
① 合計 22,644,326
施設稼働後
(H20実績)
工場 電力(買電) KWh 2,047,401 0.378 773,918 kg-CO2/年
ガソリン L 6,152 2.320 14,273
軽油 L 199,003 2.620 521,388
灯油 L 0 2.490 0
都市ガス 703,774 1.960 1,379,397
LPガス 767 3.000 2,302
産業廃棄物処理施設 電力(買電) KWh 722,442 0.378 273,083
軽油
(作業機械)
L 6,641 2.620 17,399
都市ガス
(補助ボイラ)
85,176 1.960 166,945
小計(a) 3,148,704
木屑の焼却に伴い焼却炉から
排出される一酸化二窒素(b)
12,462 kg-N2O/年
3,863,220 kg-CO2換算/年
② 合計(a+b) 7,011,924 kg-CO2/年
施設稼働に伴う二酸化炭素排出量抑制効果(① - ②) 15,632,402

※排出係数は、評価書作成時のものを使用。

評価書記載の抑制効果 16,332,531 kg-CO2/年

戻る